診療案内
Services
当院で行っている診療
小児科

当院は、お子さんの健康に関することなら何でもご相談いただける、子どもの総合診療科になります。発熱、鼻水、咳、咽頭痛、嘔吐、腹痛、下痢などの一般的な感冒症状や胃腸炎症状をはじめとして、お子さんのありとあらゆる症状に対して小児科専門医、すなわち小児総合診療のプロフェッショナルの目線で対応致します。下記のような症状がありましたらご相談ください。
こんな症状があったら
ご相談ください
発熱、鼻汁、鼻づまり、咳、くしゃみ、のどが痛い、頭が痛い、目やに、目が赤い、耳が痛い、首が腫れている、首が痛い、胸が痛い、呼吸が苦しい、ヒューヒューゼーゼーする、脈がとぶ、お腹が痛い、下痢、吐き気、血便が出る、黒い便が出る、便秘かも、足が痛い、手や足が腫れている、お臍が腫れている、皮膚にぶつぶつができた、生まれつき肌にあざがある、黄疸がある気がする、汗が多くて困る、ニキビ、身長の伸びが悪い、体重の増えが悪い、おねしょが治らない、学校や幼稚園の健診で引っかかった(血尿、蛋白尿、心電図異常など)
当院では定期通院の対象疾患として、下記を想定しております(アレルギー疾患については小児アレルギー診療を参照ください)。
便秘症
便秘とは、「便が滞った、または便が出にくい状態」と定義され、「便秘による(身体)症状が表れ、診療や治療を必要とする場合」が便秘症と定義されています。特に乳児期の食事の移行期、幼児期のトイレットトレーニング期、小学生入学時期に発症しやすいとされています。慢性機能性便秘症では早期発見・早期治療により予後を改善することができることが分かっており、「便秘かな?」と感じた時は早めにご相談ください。
夜尿症
子どものおねしょを「夜尿症」といいます。「5歳以上で1か月に1回以上の頻度で、就寝中の間欠的尿失禁が3か月以上続く」場合に、「夜尿症」と定義されます。頻度が多いタイプの夜尿症の有病率は5歳で15%、6歳で13%、7歳で10%、10歳で5%とされ、比較的頻度の高い疾患といえます。生活指導をはじめとする治療介入により、自然経過に比べて治癒率を2〜3倍高めることができ、また治癒までに要する期間も短縮することが分かっています。当院の治療方針は、まず生活指導や行動療法を開始し、効果が乏しい場合には(小学生以上)、抗利尿ホルモン剤内服やアラーム療法といった治療を追加していきます。
検尿異常
学校検尿では、小学生で1万人に3〜5人、中学生で5〜10人の慢性腎疾患が発見されています。慢性腎疾患の早期発見・早期治療が将来的な腎不全発症の予防につながります。また、3歳児検尿は、先天性腎尿路奇形の早期発見を目的に施行されています。学校や園の検尿で異常を指摘された場合には、早めに受診されることをおすすめします。
屈折異常の疑い
当院ではスポットビジョンスクリーナー(SVS)を用いて、弱視の早期発見に努めております。弱視はお子さんにとって頻度が高い疾患の一つで、早期に適切な治療を受けることができなかった場合、恒久的な視覚障害をきたす恐れがあります。SVSでは、「近視」「遠視」「乱視」「不同視」「斜視」「瞳孔不同」といった、6つの弱視の危険因子をスクリーニングできます。屈折異常は普段の生活で気が付きにくいことも多く、少しでも気になる症状(目つきがおかしい、斜視かもしれないなど)があれば、早めにご相談ください。
低身長
同性・同年齢の平均身⻑より2SD以上身⻑が低い場合に「低身⻑」と定義されています。実は、低身⻑の原因としては「体質的」なものが一番多いとされています。しかし、中には成⻑ホルモン分泌不全症など、ホルモンの病気など治療可能な病気によって低身⻑となっていることがあります。身⻑について気になる場合には、まずはご相談ください。
乳児血管腫
当院ではヘマンジオルシロップ治療を外来で導入しております。治療について相談をご希望の方は、お気軽にお申し付けください。ご希望に応じて形成外科への紹介も行っております。
臍ヘルニア
綿球による圧迫治療を行います。1歳を過ぎても治らない場合には、小児外科を紹介いたします。
水いぼ
漢方薬であるヨクイニンによる治療を行います。除去をご希望の方は、皮膚科を紹介させて頂きます。
小児アレルギー診療

当院では乳幼児の湿疹や喘鳴の治療を中心に、アトピー性皮膚炎・アレルギー性鼻炎・気管支喘息・食物アレルギーの診療を行なっております。また、舌下免疫療法(シダキュア、ミティキュア)やエピペンの処方や、食物アレルギーなどで幼稚園・保育園・小学校へ提出が必要となる「学校生活管理指導表」の記載を承っております。
小児アレルギー診療
アトピー性皮膚炎
「つるつるすべすべ(ツルスベ)」を目指して治療を行なっていきます。保湿剤とステロイド軟膏によるコントロールがメインとなります。近年ではプロトピック軟膏やコレクチム軟膏も使用可能となり、当院でも処方しております。また、以外とスキンケアは奥深く治療効果を最大限に得るために、経験豊富な看護師によるスキンケア指導も行なっております。
アレルギー性鼻炎
花粉症や慢性鼻炎の診療を行なっております。内服薬や点鼻薬といった抗アレルギー薬の処方だけでなく、スギ花粉症およびダニを原因とするアレルギー性鼻炎の5歳以上の患者さんには、舌下免疫療法(シダキュア・ミティキュア)を行なっております。花粉症および慢性鼻炎でお困りの場合はお気軽にご相談ください(保険診療です)。
気管支喘息
いわゆる典型的な喘息発作から、乳幼児の喘息性気管支炎まで幅広く診療を行なっております。急性期には毎日吸入のために来院して頂くこともできます。ジェット式の吸入器を用意しており、効果的な吸入治療を行える体制を整えております。また、小学生以上の年長児の方については、「No
breath」による疾患コントロールも行なっております。
食物アレルギー
乳児で約5〜10%、幼児で約5%、学童期以降で1.5〜3%のお子さんが食物アレルギーに罹患していると言われております。3大アレルゲンといわれる卵・牛乳・小麦の食物アレルギー診療はもちろん、他の食品に関しても患者さんのニーズに合わせて診療を行なっております。基本的な治療方針は、摂取可能な食品は積極的に摂取して頂く方針としており、自宅での経口負荷を進めるべく指導させて頂きます。アレルギー症状誘発のリスクが高いお子さんにつきましては、江南厚生病院での経口負荷試験を勧めさせて頂いております。また、アナフィラキシー歴のある患者さんについては、エピペンの処方が可能ですので、随時ご相談ください。
予防接種

- 定期接種
- 任意接種
生後2か月(厳密にはロタウイルスワクチンが生後6週から可能)になったら予防接種が始まります。
現在はVPD(vaccine preventable disease)という用語が存在するように、ワクチンの進歩により命に関わる疾患への罹患リスクが低減しました。
当院では日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュールに基づいた予防接種プランを提案致します。
電話もしくは窓口にてご相談ならびに予約をとることができますので、分からないことがあれば何なりとお申し付けください。
現在はVPD(vaccine preventable disease)という用語が存在するように、ワクチンの進歩により命に関わる疾患への罹患リスクが低減しました。
当院では日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュールに基づいた予防接種プランを提案致します。
電話もしくは窓口にてご相談ならびに予約をとることができますので、分からないことがあれば何なりとお申し付けください。